丸孝水産の設備
- TOP
- 丸孝水産の設備
活魚車
水揚げされた魚を生きたまま運ぶために、当社は「活魚運搬車」を保有しております。
活魚運搬車とは通称「活魚車」と呼ばれる特殊用途自動車です。
活魚車を使用して運搬を行うことで、目的地まで魚を活かしたまま運ぶことが出来ます。
活魚車で運搬が可能な魚の量は種類や常態によって多少異なりますが、水量に対して10%~30%程の魚を積載することが可能です。
当社の活魚車では匹数にして約10,000匹の魚を一度に運ぶことが出来ます。
また、水槽内部に仕切りを作ることで、異なる種類の魚を運ぶこともでき、非常に効率よく活魚を運搬することが可能です。
活魚車の仕組み
活魚車の水槽部分はFRPと呼ばれるガラス繊維を混ぜたプラスチックと、断熱性を併せ持った合成素材を使用している為水温が外気の影響を受けにくい構造となっております。
また、魚を自然に近い環境で運ぶための設備として「酸素供給装置」や「ろ過装置」、水温や水流を調整する機能が備わっており、細かな調整が可能となっております。
その他にも、車内から水槽を管理する水温計付きの警告器やクーラーモニター、水槽監視カメラなどの品質管理の為の装置が数多く設置してあります。
生簀
仕入れた魚を活きのいいまま保管しておくための生簀は、魚のストレスにならないよう配慮を行っております。
生簀の中の魚が快適に泳げる環境づくりを行っております。
具体的な方法としては、生簀内の海水の流量調整や生簀内の魚の量に気を使っております。
魚が居心地良く過ごせる環境づくりが、お客様のもとへ提供する商品の品質管理へとつながっております。